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喧嘩した挙句、瀧が煙草を吸い始めた。
「こら未成年。ポリ呼ぶよ?」
「呼べば?っつーかあんたさぁ、細い事気にし過ぎじゃね?」
本気でキレた私は、瀧の頬を平手で叩いた。
「若かろうが、年寄りだろうが社会に出た以上は社会人として扱われるって学校で教わってるだろ?」
低い声で、怪しい笑顔で瀧に話かけた。
「自分が一番偉いと思ってんのか?なら、一人で仕事してみろ!」
瀧は涙を浮かべて、言った。
「アタシの何が悪いんだ!?何でアンタに指図されなきゃいけねぇんだよ!!」
瀧とは時間をかけないと折合いがつかないと思い、何も言わず私は店を出た。
気付けば家にいた…
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