魂の叫び

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最初に訪れたのは驚き、次に胸の奥からなんとも言えないものが込み上げ、一気に頬が、耳が火照ってゆくのを、俺は感じた。 旅をしている間、幾つか立ち寄った街に恋人が出来たりした(まぁ大抵は向こうから一方的にやってきたから厳密にはそうでは無いけれど、)が、こんな気持ちになることは決して無かった。そう、こんな気持ちはなれば一発でわかる。だけどこんなのは一度も無かった。――これが世に云う「トキメキ」というものらしい。 それにしても、何故こんな気持ちを俺は知らなかったのだろう?俺ってそんなに他人に無関心だったっけ…? そう思いながら、俺はルネ――頭上に?マークが見えてしまう――の頭を撫で続けた。 (生きててよかった!) 状況 カイ←ルネの頭撫でる ルネ←撫でられて顔が赤くなる カイ←Σ可愛いっ   ←更に撫で続ける ルネ←??(解ってない)
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