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あたしは今だに死に慣れない
あなたがいなくなっても
あんなにも泣きはらした夜も
いまだに慣れなくて
いなくなったことにすら実感をもてないでいるよ
あなたがいなくなった時のことを
思いだそうとすればするほど
新しい死を受け入れることができなくなってるよ
あたしはだめかなぁ
生あるものはいつか終わることは当たり前なのに
その当たり前に慣れずにいる
受け入れられずにいる
だって
笑っていたじゃない
怒っていたじゃない
当たり前のように
そばにいてくれたじゃない
いなくなってしまうの?
いつか訪れるその日が恐ろしくて
あたしは目をそらしたままで
あなたの笑顔を思い出しているよ
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