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願いごとはお空にむけて
手を合わせ 目を閉じる
浮かんできた光に
身を委ねて
あたしは 真実を知る
お空に光る 星たちは
あのきらきらの星たちは
もうそこにはいないこと
きらきら きらきら
眩しく光る
その輝きさえも
今は存在しないこと
願いをかける星たちは
この世界には存在しない
それでも 人は何故
お空を見上げ
願いをかけるのだろう
存在しないものに
願いをかけたって
叶う筈もないのに
それは人が
願うことによって
自分の欲望を知るからだ
願うことによって
自分の中の
欲求を知るからだ
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