勘違いのチョコレート

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俺は家に帰り、そのまま部屋のベッドで沈んでいた…… ほんのガキの頃に家が近所ということもあり弭那穂と遊ぶ事が多かった。 というか、いつも俺の後ろで恥ずかしそうに他のやつを見ていたかな? やっぱり背が他のやつより小さくてからかわれるたびに泣きそうになってたっけ?(俺が片っ端から全滅させたけど) 女の子の友達もできた時、すっごく嬉しそうにしてたよな……つられて俺も笑ってさ。 いつからだろう…… いつからか、彼女が好きだった。 でも“好き”だなんて言えなくてただ兄貴ヅラして隣にいた。 好きなやつなんて出来ないと思ってた。 だってあいつ、恥ずかしがり屋でいいたい事言えないし(俺にはいうけど)、泣きやすいし、背がちいさいし、人見知りするし…… ずっと見てたのにさ、 なんでこうなるかな? なんだか、なんにも考えたくないな……眠い
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