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夏は、私の気持ちなんてお構いなしで、やってくるんだ。
夏になると、私の町ではお祭りがある。
私は屋台が好き。屋台より売ってる食べ物かもしれない。なんせ食べるのが好きだ。だから、太ってるのかもしれないけど、でも、食べ物の誘惑には勝てない。屋台を好きな友達が、もう一人居る。私の中学からの友達、三田ちゃん。
三田ちゃんは、高校を卒業すると、東京に就職した。
「沙希ちゃん、お祭りには帰るから、また屋台行こう。」
そんな約束をして…
瑠奈はどっちかと言うと、お祭りがメインだったから…
お祭りの時は、私は、三田ちゃんと、瑠奈は同じクラスの子と、見て歩くのが多かった。
そんな屋台の友、三田ちゃんから
「沙希ちゃん、明後日帰るから、屋台行こうね!」
って電話があった。
久しぶりも何もなく、屋台が最初にくるんだ。さすが三田ちゃん。
屋台の友、三田ちゃんである。
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