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「俺、岬が好きだ! 世界中の誰よりも、大好きだ! 付き合ってください!」 アツヤは真っ赤になりながら、校門のところで大声で、叫んだ。 周りの人もみんな見ていたが、彼はじっとあたしを見つめてくる。 あたしはそんなアツヤの姿に愛しさを覚えた。 アツヤ同様、真っ赤になりながらも、返事を出した。 『はい。いいですよ? あたしもアツヤが好きです。』 「ま…まじ?」 『まじ!』 みんながあたし達を見ている。 そんな光景に優越感を覚えたあたし達は、 みんなが見ているのにも関わらず、キスをした。 .
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