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カルドはさっきの封書を取り出し、内容を読み上げる、
カルド「『"山野ビル"、先日、政府への裏金所持が発覚、
裏金を回収し、社長の"山野 隆"を抹殺せよ。』……か、
カイ「随分と、ありきたりな名前だな……、
カルド「どうでもいいさ、要は裏金パクって社長をぶっ殺しゃあいい話だ、
主人公としてあるまじきセリフである、
カイ「そんだけなら俺達に任せる必要もねぇだろ、何で他の奴等に任せねぇかな………、
カルド「こんな軽い仕事とっとと終わらせるぞ、あ~たるいたるい、
カルドとカイはそう言うと、ガラス製の自動ドア(横にウィーンと開くタイプ)を………、
ガチャアアアアアアアアアアン!!!!!
蹴り破った、
カルド「あ、
カイ「これ横に開くタイプか、
カルド「てっきり喫茶店の『カランコロンカラン』って開くタイプのだと思った………💧
カイ「こうしてよく見ると、取っ手付いてないよな………💧
今更ウィーンと音を出して開く自動ドア、割れたガラスの破片で引っかかって閉まらずににガガガガガガガガと振動音を響かせている、
中で働いている従業員達が驚いた表情でカルド達を凝視している………
カルドは引っかかって閉まらずに止まっている自動ドアを、蹴って無理矢理こじ開ける、ガラスの破片がパリパリ砕け、中でバチバチいっている、もうこの自動ドアは使い物にはならないだろう、
カルドとカイはそのまま直進し、受付の前まで来る、
カルド「社長室に用がある、
受付「お、お客様、アポは取られていますか!?
カルド「いんや??取る必要はないから、
ガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャ!!!
カルド達の周りを、拳銃を構えた警備員が囲む、全員三角サングラスをかけている、これではまるで、警備服を着たギャングである、
カルド「平気で銃向けてるもんな、だいぶ焦ってるみたい、
ガシャガシャガシャガシャガシャガシャ!!!
他の従業員達も、次々と武器や銃器を構える、
カルド「なるほど、全員敵ですか……、
腰から銃を引き抜くカルド、右手でそれをくるくると回し、後ろを向き即座に引き金を引く、
ガァン!!!
銃口から発射された機関銃用弾丸は、銃を構える途中だった受付ねぇちゃんの頭をとばす、受付ねぇちゃんはその場に倒れ込む、
カルドは受付のカウンターに携帯を、曲を流したまま置いた、
曲は、作者作曲の、
『狩人(カルド)のテーマ~It`s game time~』
である、最近作りました、
カルドは腰から二丁のサブマシンガンを、カイは腰から二丁の拳銃を引き抜いた、
二人『……イッツ ゲィム タァーーーイム!!!
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