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カイ「何だ??"黒刀"って……
カイが少し気になる様な感じで、あせあせしているリリィに問う、
リリィ「ほ、本で読んだんだよぅ!!強度が普通の刀より強いから簡単には折れないって!!………だから~~…ね??一本だけど一石二鳥なんだよ!?💦
リリィの両手は忙しく動いている、目も泳ぎっぱなしである、
カルド「む~~、………まあいっか、一本しかないなら仕方ない、けど、一本特別ならもう一本も特別にしてくれよ、
リリィ「う……、うん!!絶対!!ぜ~~~ったい"黒百合"よりスゴいの打つから!!
カルド「頼むな、ん、"黒百合"って何だ??
カルドはいきなり出てきたワードを疑問に思う、リリィはカルドの反応を疑問に思う、
リリィ「あれ??言ってなかったっけ??
カルド「言ってても忘れた、
リリィ「むぅ……、
カルドはこんな奴です、
リリィ「その刀の名前だよ♪"リリィの打った黒刀"で、『黒百合(クロユリ)』、いい名前でしょ♪
カルド「ふ~ん…、かっこいいじゃん♪
カルドはグルングルンと黒百合を鞘に入れたまま振り回す、時々抜刀したり収めたりする、
チャシャキッ!!!
カルド「気に入った!!!
カルドはゆっくり刀を鞘に収める、
カルド「もう一本、期待してるからな!!
リリィ「任せといてよ!!
グッ!!
二人は親指を立てた右手をお互いに向けて突き出す、
ガチャッ…
レナ「あ??二人とも帰ってきてたんだ、
カイ「あ、レナ、ただいま、
レナ「おかえりなさい、カイ、おかえりなさい、カルド、
カルド「ただいま、レナ♪上手にお留守番出来たかい??
ビシッ
レナ「アタシはガキか、
カルド「冗談♪
レナはカルドに歩み寄り、頭上に手刀を振り下ろす、
レナ「今回の儲けは??
カイ「真っ先に金かよお前、
リリィ「金の亡者~~♪
レナ「うるさい!!べっ別にそんなんじゃないわよ!!そこの金髪ポニー!!ニタニタ笑うな!!
顔を真っ赤にしながら怒るレナ、リリィは頬杖をつきながらニヤニヤ笑っている、
カルド「いつもよりは多いかねぇ~、
レナ「なら今月は困らなそうね、
カイ「お前等も少しはやれよ、俺等にばっかりやらせるな、
リリィ「だって仕事来ないんだも~ん、ねえレナ??
レナ「アンタと一緒にするな、
リリィ「どういう事??
レナ「アタシは別経由で仕事受け持ってる、だからアンタと一緒にするな、
リリィ「えーーっ!?じゃあ仕事してないのアタシだけなの!?そんなぁ~~……
リリィは肩を落としガックリきている、そんなリリィにレナが追い討ち、
レナ「やいニート、
リリィ「あーーっ!!言ったなぁーーー!!?
カルド「お前等うるさい、
♪~~~……、♪~~~……、
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