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『ぉはょぅございます』
店に入るとママがしゃがれた声で
『おはょぅ!』
ママ『じゃ早速仕事してもらうかなーそこのテーブルの上でおしぼりつくって』
おしぼり作る?
傍らにはカゴいっぱいのお馴染みの黄色いタオル…
ママ『コーヤッテアーヤッテ』とクルクルと仕上げていく。神業ゃ(笑)
見よう見まねでアタシも作る。
けっこう力がいる。見た目より。
そして、開店。ドキドキ。
常連サンだというお客さんが①人入ってきた。
たぁ-サンとママがよんでいた。
必然的にアタシはたぁ-サンにつかされる。
アタシ『ぁはじめましてみさをです。』
笑顔ひとつなく棒読み(笑)
アタシの後輩はお客さんに名前を聞かれ、
『山本です。』と真剣に答えた強者がいる(笑)
たぁ-サンにビールをつぐ
いくつ?へぇー とたわいもない会話が途切れ途切れ。
沈黙…
沈黙…
(はぁ何はなせばいいかワカラン)
と、たぁ-サンがタバコをくわえてアタシをみている。
???なんだ?
ママ『みさをチャン!ひ!ヒ!火!』
ぁぁライターね。
なぃ。
ないょー。
ママがきて、シュッ。
ぇ? まままマッチ!!!
マッチかょ(笑)
よし、次ゎアタシがつける!
早く吸えたぁ-サン。
テキトーに話をしながらやっときた!
たぁ-サンがタバコをくわえてアタシをみた。
ハリキってマッチをすったら
すったら…
折れた。
チッチャイ音で(ToT)ぁぁぁぁぁ
たぁ-サンゎ笑いながら
コツを教えてくれた。
(あーしんどい)
話つづかんし
なにはなしていいか
わからん!
喉も渇いたし。
そぅ!アタシは
『一緒に頂いていいですか?』が言えずに何も飲まずにいたのだ。
ママは何にも教えてくれない。
ママーなんか言ってよぅ。
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