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ななか「私も分かる気がする、私、小心者だからレットくんが手を繋いでくれる前は不安だったのに、今は凄く安心するしレットくんが言うように幸せな気持ちがする」
手を繋いだことで不安が少しは和らいだようだ
レット「それに急に恋人らしくしろって言われてもすぐには変われないと思うし、今までの印象とかも有るしね」
ななか「印象?」
レット「うん、ななかのスキンシップとか」
そう言うとななかは驚いた表情をしたあとすぐには顔が真っ赤になって俯いてしまった。
ななか「え、ええっと……、あれは………その………」
多分、今まで俺に対して行ってきたスキンシップの事を思い出したのだろう、そんなななかを見て俺は凄くかわいいっと思ってしまった。
レット「だから、少しずつ変わっていけばいいと思う」
ななか「……うん、そうだね」
その後、ためらいながらもななかと別れて、この『時間』の自分の家、さくらさんの家に向かった。
その途中で本当の自分の家に寄ったがそこには別の人が住んでいた。
レット「一度は存在が消えたから仕方がないか……」
少し寂しい気持ちになりながらもその場を通りすぎた。
そして、さくらさん家に着いたが俺は中に入るのを戸惑った。
この家は本当の俺の家じゃあない、ここに帰って来ていいのかと思った。
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