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ななか「私もレットくんが好きです。私と付き合ってくれますか?」
レット「うん」
ななか「―――っ!、レットくん!!!」
ななかが俺の胸に飛び込んできた。
ななか「―――っ、レットくん………レットくん………」
ななかは俺の名前を呼びながら少しの間、涙を流していた。
俺はそれに答えながらななかの頭や背中をさすったあげた。
ななか「何だか嘘みたい…」
レット「え?」
泣き止み、落ち着きを取り戻したななかと一緒に帰っていたときに不意にななかがぽつりと呟いた。
ななか「だって、一度はレットくんのこと諦めたんだけど……、でも諦め切れないくらいレットくんが好きで、凄く凄く悩んで、本当にどうしょうって思ってたときにレットくんから好き言って貰えるなんて、思ってなかったから、まだ信じる事ができなくって……」
レット「ななか……」
俺はななかの手を握った。
ななか「レットくん!」
レット「俺もななかと付き合ってるって感じは余りないんだ……、でもこうやって手を繋いでると、前はドキドキだけとか緊張っていうだけなんだけど、今はドキドキする中にも嬉しい気持ちや幸せな気持ちがあるんだ。」
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