君の好きな花②

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え? 彼の絞り出した言葉に思わず聞き返す。 彼はうつむいたまま、言う。 「君にはたくさん謝らなきゃいけない。 あんな事…言って……困らせてごめん。 俺。どうかしてた。 今でも夢にでるくらいミキのことが好きなのに。 ………本当にごめんね。」 「………………。」 しばらく沈黙が流れて、いつも笑顔で 悲しみをしょった彼の本心に触れたような気がした。 アカリさんの言ったとおりだった。
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