3091人が本棚に入れています
本棚に追加
え?
彼の絞り出した言葉に思わず聞き返す。
彼はうつむいたまま、言う。
「君にはたくさん謝らなきゃいけない。
あんな事…言って……困らせてごめん。
俺。どうかしてた。
今でも夢にでるくらいミキのことが好きなのに。
………本当にごめんね。」
「………………。」
しばらく沈黙が流れて、いつも笑顔で
悲しみをしょった彼の本心に触れたような気がした。
アカリさんの言ったとおりだった。
最初のコメントを投稿しよう!