雨とプレゼント⑤

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「彼は今まで充分苦しんだの。悲しみをカテに生きてきた。 ………でも、もう解放してあげなきゃいけない。 ……これは、私のエゴ。だけど…… お願い。 晋ちゃんを救えるのは結花ちゃんしかいないの。 お願い………。 晋ちゃんを…助けて……………」 アカリさんはかすれた声で必死に私に頭を下げた。
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