君の好きな花。

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なかなか止む気配のはい雨が 一粒。 一粒。 ミキのカケラを集めては消えた。 俺は、ミキ以外この先誰も愛せないと思ってた。 実際、誰も愛していない。 でも、今ミキに罪悪感のような気持ちを抱いている。 結花ちゃんに付き合ってなんて、言ったのも、 疲れと熱のせいだ。 だから、無効!!!!! なんて。自分に言い訳をついてみて。 ばかばかしくなって考えるのを止めた。
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