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『はぁ・・はぁ・・』
一気に階段を駆け上がり、屋上に着いた優美と楓。
息を切らし、うなだれいる優美の顔を覗き込んで
『・・大丈夫?凄くきつそうだょ。』
と心配そうに楓が言う。
『誰のせいだと思ってるのょ!だいたい何しにきたの!?』
顔をあげ楓を睨みながらいった優美の言葉に泣きそうになるのをこらえ
『だって・・優美ちゃん付き合ってから、全く会ってくれないんだもん・・私淋しくて・・』
ボソボソと小声で楓が返事をする。
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