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さっきよりも少し暗くなった部屋で、俺達は何度も唇を重ねた。
そのまま姉貴をベッドに押し倒して丁寧に愛撫した。
『ハァ・・・・・・・ハァ・・・・・』
姉貴がベッドの上で、小さく吐息を漏らす。
『・・・・・・姉貴を俺に抱かせて』
そして俺は姉貴に何度もキスした。
離さない
離してなんかやらない
姉貴は俺の耳元でそっと呟いた。
『薫に・・・・・・抱いて・・・・・欲しい・・・・・・』
そして優しく微笑んだ。
あの頃から少しも変わってない真っ直ぐで純粋な笑顔
心も体も一瞬で奪われそうなくらい
キレイだって
思った―・・・・・
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