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「子供だっていいたいの?」
「まさか。そのままの意味で受け取ってください。さて、中華が食べたいと思っているんですが」
「賛成。僕中華大好き」
「そうですね」
わかってるよと言いたげに先生がほほ笑む。観月先生はいつも僕を優先してくれる。
でも僕は先生と一緒なら、ご飯なんてなんでもいいんだ。先生といられるだけで嬉しい
「じゃあ行きましょうか」
「はいっ」
僕はテーブルに置いてあったテキストや筆記用具を、いそいそとバッグにしまった。
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