4人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし、弱ったなあ。
自分達の世界に帰れば本来の力が使えるから簡単に助けてやれるんだが。
かと言って俺1人で自分達の世界へ戻るのも難しいし。
レオンに追いかけさせたのは失敗だったか。
…
そうだ、この世界に認証されれば問題ないわけだ!
でもどうすればいい?
人だと世界に関わった履歴があるから簡単にはいかないだろが、小動物ならどうだろう。
あれなら、一匹やそこら増えても問題ないはず。
とりあえず、やって見るか!
我が力を全て使えば変身くらいは出来る。
だが、失敗すればもう自分ではどうにもならくなるな。
まあそれはそれで王という職務からも解放され昔みたいに気ままな生活に戻るだけか(笑)
暗黒丸は目を閉じると体に眠る力を体中に駆け巡らせて小動物になるよう細胞を変換させてた!
全身をチャクラが廻り体が光りだす!
その眩しさに世界から身を隠す!
そして、光が消えた後には一匹の猫が座っていた。
そう光から現れたのは黒き猫、暗黒丸。
「にゃあ」
(なんだ上手く行くどころか喋れないぞ!)
「に~ゃぁあ!」
(それどころか、力が出ない!失敗したのか!)
「!」
何奴だ!
そして、いつの間にか、暗黒丸は近所の猫達にとり囲まれていた。
「にゃ!にやあにやあにゃ!」
(おい!お前、見かけねえなぁ!)
*面倒なんで日本語に自動変換します。
「なんだ、お前達、俺は忙しいんだ」と暗黒丸。
猫達は突然の光に誘われ集まって来たのだが、暗黒丸の隣に我が街のアイドル的メス猫が血を流して倒れているのに気が付くと暗黒丸に飛びかかった!
「良くもアヤさんをやったな!」
「何勘違いしてるかしらんが、今は非常に機嫌が悪いんだ」
暗黒丸は飛びかかった猫をヒラリと避ける。
「奴はなかなかやるぞ、一斉に飛びかかるんだ」
猫達は暗黒丸の回りをぐるぐると回り一斉に飛びかかった!
再びヒラリと交わす筈が先ほど使った力の為に跳躍力が足りず猫達の攻撃をモロに食らっい地面に頭から落ちた。
打ち処が悪かったのか意識がもうろうとする。
しかし、こんなチンケな獣達にやられる訳にはいかない。
力を奮い起こして暗黒丸は叫ぶ!
「馬鹿な!この俺がお前らごときにやられるか!」
最初のコメントを投稿しよう!