1657人が本棚に入れています
本棚に追加
/806ページ
「実を言うと…」
エロゲー中の幸下が苦笑し、
「訓練生は作戦に一回だけ参加すればよかったんだよね~」
「ええっ!?」
目を丸くして美空は振り向いた。
「ホントですか!?初耳です!」
「うん、向こうの教官から聴いてると思ってたから言わなかっただがね」
俺は悪くない的な顔して言う。
「そんな…そんな…」
衝撃の事実を知る彼女。
何度も危険を侵してまで参加しなくてよかったからだ。
「どえらいヒデェな」
「隊長、言えばよかったのに…」
「美空ちゃん、かわいそう…」
3人は同時に哀れむ目と、サイテーて目付きで見つめる。
「まぁ、いいじゃん!危険手当やら出て、結構貯まるだろ?」
開き直る幸下。
「いや、そーゆー問題じゃねぇって…」
「ちったあ謝れよ…」
「まさに、ゲスの極み!(ハマ●ーン風)」
口々に言う3人。
「だ~か~ら~!知ってるって思ったんだもん!」
また開き直るアホ(幸下)。
最初のコメントを投稿しよう!