別れ

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「実を言うと…」 エロゲー中の幸下が苦笑し、 「訓練生は作戦に一回だけ参加すればよかったんだよね~」 「ええっ!?」 目を丸くして美空は振り向いた。 「ホントですか!?初耳です!」 「うん、向こうの教官から聴いてると思ってたから言わなかっただがね」 俺は悪くない的な顔して言う。 「そんな…そんな…」 衝撃の事実を知る彼女。 何度も危険を侵してまで参加しなくてよかったからだ。 「どえらいヒデェな」 「隊長、言えばよかったのに…」 「美空ちゃん、かわいそう…」 3人は同時に哀れむ目と、サイテーて目付きで見つめる。 「まぁ、いいじゃん!危険手当やら出て、結構貯まるだろ?」 開き直る幸下。 「いや、そーゆー問題じゃねぇって…」 「ちったあ謝れよ…」 「まさに、ゲスの極み!(ハマ●ーン風)」 口々に言う3人。 「だ~か~ら~!知ってるって思ったんだもん!」 また開き直るアホ(幸下)。
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