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「キャァッ!なんですか、あなたいきなり―――」
うろたえる受け付けの看護師に、身を乗り出して大声を上げる。
「・・ァ・・・刹那は!神紀刹那はどこだ!?」
「へっ、ぁっ・・・・268号室で・・・」
号室だけ聞いた俺は、直ぐに階段を駆け上がり、268の表札の部屋の扉を壊しそうな勢いで抉じ開けた。
バァンンッ
ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…
………って、機械の音だけが響く部屋だった。
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