白い箱

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見飽きた白い世界 その世界から見える世界に飛び立つ事を夢見ながらも 私は夜が来るのを待っている 私は怪物だ この世界の白い粉を飲み干す度に 白い粉は私を醜い怪物へと変えてゆく でも私の隣には一つの光りがある その光りの輝きは 増せば増す程 私は強くなる しかしその光りにも夜が来て 暗闇の中に消えてしまった 私にはどうする事もできず ただ虚しく咳をする
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