終焉へのプロローグ

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『長年連れ添った夫婦や家族ならともかく、あなたとウチのトモキはまだ、1年しかお付き合いしていない』 お願いします。 せめて…トモキが私の事を忘れるまでは……。 『あなたは、自分の事を全て忘れてしまった後の彼のことも、変わらずに愛せますか?』 二人で……二人で居たいの――― トモキの両親や担当医まで私を止めようとした。
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