終焉へのプロローグ

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コートを脱ぎながら続けて話す。 「…私の事、 忘れちゃったのかと思って………」 トモキは私の胸のウチを聞いて少し驚いた顔をしたが、すぐに微笑み、私の髪を撫でて 「大丈夫。 まだ…大丈夫…」 と答えた…。 ………「まだ」……… 「まだ」なんて言わないで……
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