終焉へのプロローグ

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とにかく、すごい速さで「忘れる」のです。 人の名前や今までの出来事を何もかも…。 しかも新しい記憶から失ってゆく。 次第に幼い頃の記憶だけが残り、末期には全てを忘れ、身の回りの事すら出来ず…もう、人間としての生活は成立しなくなる。 トモキは… もうすぐ私のことを 忘れる。
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