未来屋

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それは四月の四日―――よく晴れた入学式の日の事。 ボクは入学式を済ませて帰る途中であった。 黒ネコ……紫色のリボンを付けてる。ボクの大切なケータイをとった本人いや悪質猫である。 「あっ返せ❗❗」 ボクは黒ネコを怒りながら追いかける。黒ネコに連れていかれるみたいに………… ついた場所は古い洋館。黒ネコが門に入って行った。 ボクは不法侵入にならないように考えて、チャイムを鳴す。 「…………」 返事がない。 ボクはもう一回鳴す。 ギンゴ~ン! さびついたようなチャイムの音…… 「…………」 返事がない。ええい❗こうなったら連打だ❗
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