6人が本棚に入れています
本棚に追加
能力?
――あれから三年の月日が流れたある日、母に頼まれて買い物に行っていたその帰りに、いつものルートとは違うとこから帰りたいな~と思った。
まだ昼間だし交番も近くにあるから平気だろ!っと思ったのかいつもとは別のルートで帰る事にした。 急に耳鳴りがした。しかし、いつもとは違う。二倍、いや数字では表せないほどに。頭痛も目眩もしてきた。
早く帰ろうと一歩踏み出したら…今までの痛みが全て消え去った。
何が起こったのか解らなかった。足がふらついて後ろに一歩後退りした。
するとさっきの痛みが帰ってきた。
好奇心旺盛な僕は耳鳴りがしてる状態で考えた。
僕「この建物が怪しい」
その建物は築何百年もたっているかのように真っ黒に染まっていて、硝子もなかった。
昼間なのに異様な空気が漂っていた。どうもその建物の前だけ耳鳴りが起こるらしい。段々怖くなってきたので、一目散に逃げた…
最初のコメントを投稿しよう!