PROLOGUE

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いつもと変わらない道を歩く… 大通りに出ても、人はそれほど居ない。 時計は午前10時を指していた。 時間など気にもせず、ゆっくりと歩く。 崩された制服、短いスカート。時代はいつになっても女子高生の象徴ともいえるこの格好を伝えてきた。 少女はブレザーのポケットに手を突っ込んで何かを引っ張りだした。
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