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彼はタバコは吸わない人でガムをよく噛んでいた。
だんだんとエスカレートしていく愛撫になんだか緊張と気恥ずかしさで、
「あのさ、ガムちょうだい?」
と彼の気を紛らわそうとした。
すると彼は車のダッシュボードからボトルガムを出して自分の口に入れて、また意地悪そうに笑い
顔を近づけてキスをした…そして噛んだガムを私の口の中に押し入れた。
それから彼はまた私に触れた。
ポワンとする意識の中でようやく私は解放された。
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