君といた日々

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彼女は話している途中で眠りについていた 愛らしい寝顔はゴーレムの心を動かした まるでさっきの物語の一人の神のように ああ…愛しい ああ…愛しい 言葉を発することが出来たなら何度だって言いたい 言葉を発することが出来たなら飽きるまで言いたい もしほんの少し躯が小さく柔らかかったら 潰れてしまうほど優しく彼女を抱きしめたかった ゴーレムはようやく気付いた 自分は彼女に恋をしていると
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