第5章 天空のレストラン

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思いっきり大きな声で「わん!」と言ってみた。 おかしい。 「わん!……あはははは!」 もう我慢できないくらい急におかしくなった。 止まらなくなって大笑いしていると、ノックの音が聞こえた。 「たか子君、どうした?カフェラテ入ったよ」 ドアの向こうで瀬谷さんが普通に言っている。 「はあい」 (そうだ。こんな人だった) 私は笑いながらドアを開けた。  
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