― 星 ―

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人は宇宙である…‥ 手の平には、ゆっくりと惑星が回転している…‥ たとえ何が、どんな事が起こっても、おかしくはないのだ。 ビッグバン、噴火、干ばつ、長雨、氷河期も、何もかもすべて…‥ 人は、母親の胎内で進化を遂げるのだ…‥ 羊水の中でエラ呼吸をし手には水かきもある…‥ 魚類から両生類に…‥ そして、猿から人になるのだ…‥ 可能性は、計り知れない壮大なスペクタルのである。 でも、活かすも殺すも自分次第…‥ 偉大なる全能の父ゼウスの頭をかち割って生まれた、アテナのように…‥ 斬新で アダムに与えた最初の女性・リリスのように、貪欲で傲慢に…‥ 2番目の女性イヴのように、純粋な そして、神が造った人間の女性パンドラのように、無邪気に…‥ 私達に残されているものは、“希望”と言う小さな光――
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