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「でんがらでんが~でんがでんが~🎶」
広大な日本の長野県あたりで陽気なおでんくんの歌を歌っているのはジェジュナちゃん(年齢秘密)。
何やら機嫌が良さそうです。
それもそのはず、今日は大好きな東方神起のニューシングルを買っちゃったのですから。
大好きな曲をおうちで自由に何度も聞ける…。
ジェジュ「でへへ💓」
そんな幸せな妄想によだれを垂らしながら油断しまくりな顔で歩いていたとき事件は起こります。
ジェジュ「あっ!」
なんと買ったCDの袋が手からすべって放られてしまいました!
ああ…ビニール袋はきれいに放物線を描き、地面に真っ坂さまッッ
普通なら中身が無事か分かりません。
慌てて走りだすジェジュナ…しかしもう間に合いません。
CDは地面へ…と、思いきやッッ、ちょうど落下地点に穴がありそのまま穴の中にすってんころりん!
…
ジェジュ「ああ…うぅ…でし…💔」
大好きなCD…壊れずに済んだものの無くなってしまっては…
?「プラマイゼロ!むしろマーイッッだね!」
ジェジュナは涙します…ホロリ
って、え?
そこには悲しみに満ちたジェジュナとは全く正反対な陽気な…しかも世にも美しい羽の生えた女性が。
?「大切なもの落としちゃったんだね?」
ジェジュ「はぃ…でし…おねぇたんは誰でふか?」
?「ウチはきっか。妖精さ(`∀´)ッッきっか。のあとの「。」がポイントだよ!この穴の番人なの💓」
ジェジュ「ふぇ…番人?」
きっか。「そうよ✨あなたの大切なものはね、まだ無事なのよ」
ジェジュ「えッ?」
さっきからえ?しか言えないジェジュナ。
きっか。「この穴はこの世界と違うパラレルワールドと繋がっているの。あなたの大切なものはそこに落ちてしまっただけで無事なのよ」
ジェジュ「ジェジュナのCD戻ってくるんでしかぁ?」
希望が芽生えた瞬間。ジェジュはやや元気を取り戻す。
きっか。「うん💓でもねあなた自身が取りに行かなくてはならないわ。しかも今、ワールドの中は混沌としているから危険がいっぱいなの、だから私は行くのを勧めないわ」
スラスラといらないことを説明。
しかしジェジュナは…
ジェジュ「取り戻しに入るでしッッ」
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