すもも

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 ここは広大なパラレルワールド。その北側のさらに北に行った最果ての地にそれは落ちた  CD「すってんころりん➰…ポト」  そこに偶然、ある漢が通りかかる。これが運命と言うやつなのか。  CDにとって、ひいてはジェジュナにとって不運な事が二つあった。  まずCDの落ちた場所がまずかった  ワールドの北の最果てと言えばストラトフォートレス(対地爆撃機)と呼ばれ、人があまり来ない上に廃墟の様なところだった。さらに巨大な賊がいる。  つまり最も探すのが困難な場所なのである。  二つ目の不運…それは拾った漢だった。  そいつはクールな超ナイスガイでストラトフォートレス一帯を縄張りとしている、ぬんぽぎ一家の親分の側近だからだ。  名は聖水風。「漢」と書いて「おとこ」と読む隙のない紳士である。  あとミドルマッチョで髭がダンディで…etc  こいつに拾われたら終わりだ。  聖水風「こッッこれは…あの上の世界にあるCDとか言うハイテク便器かッッ!」  違う  聖水風は袋を捨て、ケースからCDを取出しまじまじと眺める。  聖水風「確かこの小さな穴から魔法のように排便したものが消えてゆくとか」  だから違う
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