水嶋 なつき

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明善大学……父も母も過ごしたエリート大学。 でも私にとってここは水嶋グループの頂点に立つための踏み台でしかない。 受かった時の心境? 嬉しいに決まってんじゃん。 でも嬉しさより、ほっとした。 私は他の生徒達みたいに、楽しいキャンパスライフなんか過ごせない。 いつだって自分のレベルアップの事を考えてなきゃならないんだから。 そうよ、いつだって……なのに……私の目の前に敵が現れた。
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