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私は、話し掛けるきっかけを探していた…。
石を蹴りながら…。
すると、私の鞄から鍵が落ちてしまった…。
私は、話し掛けるきっかけを考えていた為に、しばらく気付かずにいた。
ふと…鞄に手を入れた私は鍵がないのに気がつき辺りを見回す。
太陽でキラッ✨っと光る物を見つけ、駆け寄る。
『あったぁ…』
鍵を見つけ、ホッ…とした私が立ち上がろうとすると、スニーカーが視界に入る…。
目線を上に向けると、大野クンが立っていた…。
私はビックリしてしまい、しりもちをついた。
そして、
『大野クン[?]…嵐の大野クンですか[?]』
と聞いてしまった。
大野クンは
『はい。そうです。大丈夫ですか[?]』
と言って、私の手を引っ張る…。
私『なんで、こんな所にいるの[?]』
大野クン『ブラッと一人旅です。』
私『案内しますよ』
(私、何言ってるんだ…)
大野クン…ニコッと笑って
『じゃぁお願いします』
(急展開にビックリ…。)
私は、大野クンと少しでも長く一緒にいたいから、ゆっくり歩いた。
大野クンも、私のあるくスピードに合わせて歩いてくれる。
川沿いにある芝生に座り、休憩をする。
しばらく二人は世間話で盛り上がっていた。
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