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時がたつのは早く、文化祭も無事に終わり、来月に大会を控えた麗と海は、よりいっそう、気合いをいれて練習をしていた。
私は、ずっと、麗の側にいた。
『おっ!もうちょっとで終わるから、待っててくれ!一緒に帰ろうぜ』
稽古場から、軽く手をあげて言った。私は、軽く頷き終わるのを待った。
稽古が終わり、麗は、着替えて私のところへ駆け寄ってきた。
『お疲れ!大会来月だね』
『うん、大会見に来いよ!絶対優勝するからさ』
自信げに言った。
無邪気な子供みたいにきらきらした顔をして話す麗を私は、見ていた。
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