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しばらく、会話もせず二人は歩いた。
すると、麗が立ち止まった…
『…なぁ…、ヒカル…』
うつむきながら、何かを考えて、いるように見えた。
『麗…?どうかした?言いたいことがあったら、言って!』
麗は、難しい顔をしながら私の顔を見て、重い口を開いた。
『ヒカル…卒業したらさ…卒業したら…俺と…結婚してくれ…!!』
突然のことに私は、驚き、戸惑った。
『…えっ!な…何いってんの?そんないきなり言われても…』
『悪い…急に変なこと言って、ごめん…今、言ったこと気にしないでくれ。わり~ぃ、先帰るわ』
照れくさそうに、走り差って行った。
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