僕の隣

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毎週月曜日 朝礼があった 僕は校長の話を 聞いていた 前が 僕が携帯借りていた 友達だった 『七生寿と別れたんやって、寿に言われたで』 ほら、やっぱり 寿も別れたと 思ってる 俺は口を開いた 『もう好きじゃないから』 嘘だよ 僕は 人生の中で 最大な嘘をつきました これから先 僕は一生 寿に片想いをする 逆になったな 今日の空はまた 一段と綺麗で 寒かった―…‥ …………… 僕は 寿との メールを消した… すべて ゼロにしたい そんな気持ちで いっぱいだった
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