508人が本棚に入れています
本棚に追加
/232ページ
僕は寿を
信じられなくなった
僕は寿の
浮気の事を
触れずに電話をしていた
最低人間は僕。
『別れようか?』
僕が寿に聞いた
寿の返事は嫌
僕の心は
潰れそうになっていた
『両親が死んだ…』
僕はとても
びっくりした
理由は
寿の両親は
寿に
肝臓
と
肺
と
心臓を
挙げたから…
死んだっていった
寿の妹はまだ一歳
『泣いた?』
『当たり前、自分の親が目の前で死ぬんやで』
昼下がり
綺麗な空の下で
僕と寿は
電話ごして
一緒に泣いた…
ごめん…
側に居られなくて
ごめん…
抱きしめる事も
出来なくて
彼氏失格だね
最初のコメントを投稿しよう!