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2年後―
「カツヤァ。お前もいるだろ~?薬っ♪ヒヒッ。」
「…ありがとうございます。
それにしてもよく手に入りますねこんなの。」
「まぁヤクザに知り合いがいるからなっ。ヒヒヒッ。
あ、カツヤ金は~?」
「…はいどーぞ。…最近値段高くなってないすか?」
「お前手に入れんのがどんだけ大変か知んねぇだろ~?ヒヒッ。」
ここはとある事務所。
最近カツヤは派遣で知り合ったケンジと言う男とつるんでばかりいた。
「しっかしお前も家の事情が大変そぅだなぁ~。
そりゃ薬にも手出しちゃうよなっ♪ヒヒッ。」
「…ケンジさんじゃないすか。誘って来たの。」
「あっ、そっか俺か~っ。ヒヒヒッ。」
―そう。
俺なんてどうせ必要ないんだ。
アラタ…お前なんかいなければ良かったんだよ。
アラタも、あのクソジジイも。
みんな消えてしまえばいい。
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