第一章

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入学式も終盤にさしかかった。 校長先生が前に出て挨拶をした。 私は思わず笑いそうになった。 なにしろ、校長先生の頭がハゲていたのだから。 こうして、私の高校生活のスタートが切って落とされた。
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