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……信じられぬまま、私達はタイムカプセルが埋めてある母校の小学校へ戻りました。
そして、アナタ1人抜かして、皆でタイムカプセルを開けました。
同級生たちはみんな、自分のカプセルを開けてそれぞれ小学校の思い出を懐かしんでいました。
もちろん私も、自分のカプセルを開けました。
でも、何も感じませんし、何も思い浮かびませんでした。
ただ、
“私は今まで一体、何の為に―――誰の為に生きて来たんだろう……”
―――という感情。
今までどんなに苦しいことも、どんなに悲しいことも、一生懸命乗り越えて頑張って来ました。
アナタに今日この日、“絶対”に会えると信じてたから。
でも、アナタが死ぬなんて。
考えてもみませんでした。
……こんなことなら、約束破ってでもアナタに早く会いに行けば良かった。
私の頭に“後悔”と、後悔という言葉が過りました。
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