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拝啓、大人になれなかったアナタへ 。
手紙読んだよ。私もアナタが好きだったよ。
本当はこの想い、5年前にアナタの口で、アナタの言葉で聞きたかったなぁ……。
それがダメなら、私の口からアナタにこの想い、伝えれば良かったかなぁ……?
15歳で死んじゃうなんて早過ぎだよ、馬鹿!
私、そのことを知らずに無駄な月日、2年も過ごしちゃったじゃないか!
でも、少し待ってて。私もすぐにそっちにいくから。
アナタの死を知ってしまった以上、アナタのいない世界で生きていても意味なんてないから。
私、アナタより2歳も年上になっちゃったけど、許して。
もうこれ以上、年が離れることはないから。
それに想いあっているなら、2歳くらい年が離れていても、大丈夫だよね……?
アナタが今、何処にいるか分からないけど、必ずアナタを私、見つけるから……。
アナタを見つけたら、2人で一緒になろう?
今度こそ、2人で幸せになろうよ。
アナタと同じ死に方で今、会いにいきます。
だから、待っててね。
―――愛しい人よ―――
- END -
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