デート

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  5つ歳下の拓也が 真理と付き合い出したのは 2年前 スーパーの駐車場でのこと 真理が車のライトを消し忘れ バッテリーがあがって困っていたところに たまたま通りかかったのが 拓也だった ブースターケーブルを繋いで助けてくれた彼に 真理がお礼を言うと 「困った時はお互い様ですから!」と 笑顔で言った そんな拓也に真理は 一目惚れしたのだ それから真理はスーパーに毎日のように通い 彼を探した そして彼を見つけると偶然を装い この前のお礼にと食事に誘ったのだ そんな事の繰り返しから 二人はいつしか付き合うようになっていった これが二人の始まりである  
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