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寝ぼけているのか、未だに状況をわかってない
恋愛経験がなく、何事にも鈍い樹里
「襲うって…?」
キョトンとした表情で、首を傾き気味でイケメンくんの顔を見て、疑問系で相手に問いかけてみた。
「可愛いですね…
あまり、可愛いことすると本当に襲いますよ?」
イケメンくんは、立ち上がって妖笑しながら、私の上に跨がってきた
「君!!私は今眠いの…邪魔しないで」
と普通なら跨がってことに文句を言うはずなのだが、樹里はやはり普通の人とは違った
そのまま寝息を立てて眠ってしまった
「本当に可愛い先輩♪」
とイケメンくんは樹里の頬に優しくキスをし去っていった
これが今思うと私たちの出会いでした。
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