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バコッ
威勢の良い音が響き渡ったと思えば、
いつもの喧嘩が始まっていました。
「痛ッてぇな!何すんだよバカ葵!」
「バカとは何よ?
次言ったら、二度とこの世にかえって来れないようにするよ?」
妖笑を浮かべる
容姿端麗な彼女は、樹里の幼なじみで親友の晴山 葵
「おはよう♪樹里」
「おはよ!葵ちゃん!」
私の朝はいつもこうやってはじまっていた今日までは…
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