1830人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふぁ~眠いなぁ…」
ガラガラッ
緩やかなゆったりとした手つきで保健室のドアを開ける
乙女を忘れてるような大あくびをする
「あら、樹里ちゃん…どうぞ!」
赤ぶちメガネがよく似合う里中 百合
彼女は、保健医だ
樹里のことを気遣いベットを空けておいてくれる。
もちろん、病人が居る時は仮眠をとれず授業にでなくてはいけなくなる
「里ちゃん、ありがとう♪」
樹里は、早速ベットにダイブする
保健室の薬品の香りと干し立ての布団のお日様の匂いが樹里は落ち着いて、眠気を誘われるのだ。
最初のコメントを投稿しよう!