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『…………ねぇ…』
「「なにー?」」
なにーじゃないよ
なんだよこの状況
威風が右腕にひっつき
八雲が左腕にひっついてる
『離れてくれな……「「やだー」」
僕の台詞を遮り、更にぎゅっとひっつく
誰かツイン馬鹿を殴ってでも離して下さい
青「くくく………」
『青嵐くん!!』
笑ってないで助けてよ!!
青「くくっ……いや…お前、すごいなって思ったんだ」
『僕が?』
そんな大した事はした覚えありませんけど?
青「この馬鹿達を好きになるならまだしも、好かれるなんてありえない事なんだよ」
笑いすぎて目尻に溜まった涙を指で拭いながら言う
いやいや。このツイン馬鹿だって恋くらいするでしょ
威「俺達ねー」
八「本気で人を好きになった事ないのー」
『え……?』
威「だってねー、みんな汚いんだもーん」
八「濁ってるっていうかー?醜いんだもーん」
笑っているけど嫌な物を思い出したかの様に顔をしかめる
「「でもねー咲季は綺麗なんだよー」」
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