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あーあ。なんて事を言っちゃったんだろうね………
「「「彼氏………?」」」
『うん』
幸「お前が隠すからこんな事になるんだろ」
呆れた様に話す幸也
僕は悪くないんだけど
『幸也と別れたらクラスが気まずくなるじゃん』
幸「俺はお前と別れる気はないけど」
『あーそーですかー』
「「「咲季………」」」
黙っていた三つ子が口を開く
『なに?』
威「望月と付き合ってるから俺達とは付き合えない…?」
『うん』
八「青嵐がいいって言ったのは?」
『ただの憧れ』
青「愛してるのは……」
『幸也だけ』
僕の言葉に三人は俯くだけ
幸「帰るぜ咲季。今日は集会だ」
『あっ、そうだっけ?………じゃあ、僕帰るね』
三人を置いて帰る
ちらっと振り返った時、三人が泣きそうな顔で僕と幸也を見ていた
『…………でさぁ、なんて事してくれてんの?』
幸「悪い。ノリで」
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